*瞳 ~Pupil~*


少しバイクをとばしたところで

空亜が慌てたように声をあげた。


「ガードピユポーが来た!!」


後ろからどうやら鳥が追いかけてきたようだ。


「鳥がバイクに勝てるもんか!!」


俺はさらにスピードをあげた。


すると…また、あの透き通る声が聞こえてきた。


そして、電柱が倒れてきた。


「うっ…うわぁ!!」


バイクがそれにぶつかって俺と空亜は

宙に飛ばされる。


空亜は俺のお腹にしっかり掴まっていた。

回転しながら下に落ちていく。


そして俺は頭から落ちそうになった……!


……がその時、急に俺のからだが宙に浮いた。


―――ドシャッ…


その音と共に空亜が地面に叩き付けられていた


「空亜っ!?大丈夫か!?」