消える飛行機雲を追いかけるように


青空のもとバイクをとばす。



眩しくて逃げそうになる俺は弱い…。



太陽が反射した海は白い光が放つ。


俺もあの海のようにきらきら光って


皆にニッコリ笑われてりゃ少しは


気が楽だったのかもしれない。



あの夏はもう返ってこない。


空が悲しそうに見えた。


晴れてるってのに…。



俺はちっとも変わらずあの空を見つめてた…



――――…夢の中の空を