「麗らかな春が訪れ―」 朝からドキドキしすぎて、校長先生の話しなんて耳に入らなかった。 麻由花ちゃんはとっても美人さんて元気な女のコ。 蓮斗クンはちょっと苦手。 こんなはやくに友達ができるなんて…! それに、海李って呼んでくれた…嬉しすぎてどうにかなりそうだった。 「かーいーりっ」