夢を見た。 なんだか、切なくなるような……。 まぁ、内容は覚えてないけど。 「さて、準備しよ」 あたしは立ち上がると、制服に手を伸ばした。 「おはよ~、ってあれ?」 優也と一緒に学校まで歩いて行くと、いつものように途中で雪と悠にあった。 「何かあったのか?」 雪と悠が心配そうに訊いてきた。 「え?なんで?」 あたし、何かあったけ?