あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】

早く教室に戻って、お弁当食べよう。


「雪、悠。お弁当食べに行こう。時間無くなっちゃうよ」


あたしは二人に声をかける。


その時だった。


―――ズキンッ


「……っ」


首筋に痛みが走った。


―――ズキンズキン


痛い……。


痛みのする部分に手を触れる。


昨日、ナイフで切られた所だ。


触ってみると、少し濡れていたので、ふと手を見てみる。