あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】

「だから、何もないって」


さらに、雪が詰めよって来るので、あたしも、さらに後退り。


「学校、遅刻するよ?」


あたし達を止めたのは、優也のその言葉だった。


「あ……」


すっかり学校の事、忘れてたよ……。


一方、雪と悠は、違う意味で固まっていた。


それは、優也の敬語がなくなった事だ。


それに気付かないさやと優也は、のんきにまた歩き出した。