あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】

それから、雪と悠が小声で言う。


「優也先輩と一緒で大丈夫なの?」


「そうだよ。お前、優也先輩ヤダ、って言ってたじゃねぇか」


雪と悠が言った。


「平気だよ。もう大丈夫」


あたしが言うと雪が企んだ笑みになる。


「ははーん。何かあったわね」


「な、何もないよっ!」


なぜか、ドキリとした。


「焦るとこがますます怪しいわ。事件の後、何があったの?」


雪が詰めよって来る。


あたしは思わず後退りした。