そこでふと、霧島の顔が浮かんだ。


アイツもよくさやにちょっかいをかけている。


アイツは何が目的でさやに絡んでいるんだ?


まぁ、アイツがこんなことをしても不利益になるだけだし、可能性は低いか。



さや、早く帰って来ないかな。


さやがいないとつまらない。


僕は時計を見つめ、今日何度目かのため息をついた。