そんなお父様に呼ばれて今は、お父様の書斎にいる。


何かと思えば、あたしだけの執事を用意したってどういうこと!?


そりゃまぁ、執事さんやメイドさん、ガードマンとか家には他にもそういう人はいるけど。

東条グループだし。

でも、あたしだけの執事はいなかった。

嬉しいけど、いきなりだと……。


「早速今日の午後から来てもらうから。それと、若い執事だから親しみやすいだろう」


お父様はそう言うなり、仕事に戻ってしまった。


うーん。まぁ、いっか。
あたしも部屋に戻った。