あたしは夏目先輩の指示どおり、テーブルの上を片付ける。


すると、仕事が一段落したらしい優也があたしの所に来た。

ちなみに、優也の仕事は受け付け。


しかも、さっき女の子達にキャーキャー騒がれながら受け付けしてたの見たもんね。


しかも、優也デレデレしてたし。


やっぱり、美少年だもね。


「さや、疲れてない?」


「大丈夫」


あたしは手を動かしながら答える。


「少し手伝おうか?」


「いい」


なんだかイライラして素っ気なく答えてしまう。