ふと、自分の格好を見てみる。


今着ているのは、うすいピンクのベアワンピ。


少し丈が短くてシンプルなデザインのものだ。


やっぱりあたしには似合わないよね……。


ちょっとへこむ……。


「優也先輩?どうしたんですか?」


悠が固まった優也に声をかけた。


「は、はい、すみません。お荷物はこちらです」


優也はダンボールの箱をあたしに手渡した。


両手で持てるくらいなのでそんなに大きくはない。


誰からだろう?