あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】

「なんだったの……今の……」


あたしはヘナヘナとその場に座りこんでしまった。


「おい、大丈夫か?」


悠があたしの腕を引いて立ち上がらせる。


「う、うん……。あれ、警備員の人、来たんじゃないの?」


「あぁ、あんなのウソに決まってんだろ」


そう言うと、悠はあたしを抱きしめた。


「えっと、悠?」


なんで抱きしめられてるの!?


あたしはわけがわからなくて、されるがままになっていた。