あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】

まぁ、悠よりかっこいい人ってそんなにいないけど……。


「なんでそんなこと訊くの?」


「いや、別に」


悠は歯切れが悪そうに言った。


それから続いた少しの沈黙。


それを見かねた雪が口を開いた。


「ねぇ、かき氷食べに行かない?体を冷やしてから、海に入ろうよ」


「そうだな。よしっ、行くか」


悠が笑ってあたしを見た。


「うん!」