あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】

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―――ザザーン……   ザザーン……

耳に静かに響く波の音。


ジリジリと焼けつくような太陽。


「「海だ~!!」」


あたしと悠は目の前の青い海を見て叫んだ。


待ちに待った日曜日。


あたし達3人は、海にやって来た。


「あ~、おいしい」


後ろで雪はかき氷を食べていた。


「もうかき氷食べてるの?」


雪はシャクシャクと美味しそうに食べている。


ついさっき海に来たばっかりなのに。


でも、あたしも食べたい。


「買って来れば?」


あたしの心情を読み取ったのか、雪はかき氷屋さんを指さした。


「ううん。後で食べるよ」