「えっ!?な、何でですか!?」


予想どおり焦る優也。


「やっぱりダメ?」

「で、ですが……。わ、分かりました。少しだけなら……」

たじろいていた優也が折れた。


「本当!!やった~!!優也、ちょーかわいい」


あたしは優也に抱きつきながら言った。

「え……っと……」

優也は真っ赤になりながら焦っている。

「優也、やっぱりかわいい~!!」


優也の頭をなでていたら、優也に手首をつかまれた。