隣の彼女は・・・

ってか・・・


さくらは、隣の男を好きになる。



すぐ側にいるやつは・・・あり得ない。


うん?


すぐ側・・・


俺は・・どっちだ?



うん????



「まあ、いいけどさ。社内恋愛なんてあり得ないし。」


すご~くどうでもいいって感じでやつが言った。



そうか・・・

立花旭・・・やつは


すぐ側の男なんだ。



つ~ことは・・・



でも、さくらはやつの言葉に

少しショックを受けてるみたいだった。



「そうよ~、私だって身近な人なんて
絶対!絶対に!好きになんないもん!
・・・何言っちゃってんの?」



さくら・・・



異常に力入っちゃってるし・・・。




だから

余計にさくらがやつを好きなんだって



分かってしまった。




本当は、お隣とか関係ないんじゃないの?



さくら・・・

そう


俺って

隣だよね?



隣の男――

だよね?