隣の彼女は・・・

今日は、神崎先生を取り囲む集団の中にあいつの・・鈴の姿もあった。



今日もまた、あり得ない格好して来るあの女。



だいたい、あいつはエスカレーター式の女子高に通ってんだから

勉強なんてしなくったって上の女子大に入れるのに・・・



俺のお目付け役とかなんとか言って・・・

結局、神崎先生目当てで他の女と張り合って



俺のことなんか気付きもしないんだから・・・


『あら?駿、来てたの?』

だと・・・


『そっか~、駿の目当ては、神崎先生のお姉さんなんだあ~。


ま、せいぜい頑張って。』

だと・・・



あの女どこまでもムカつく。



ったく・・・


ま、鈴の興味が俺から神崎先生に移ったからいいけど・・・



つ~か、あいつは、俺になんか興味ない。



ただ、うちの親に頼まれてるから・・・





それじゃなきゃ


俺になんか・・・



つ~か、俺の方こそあいつに興味なんかないし・・・