隣の彼女は・・・

「いらっしゃい、駿くん。」

取り合えずって感じ?

おざなりな言い方?



さくらに言われ・・・

やっぱ、・・・歓迎されてない。。。。。



「悪いね。汚い部屋でさ~。
遠慮しないで座って。」



神崎先生は、また威張って言った。


どこまでも俺様な人だ。




「汚い部屋で悪かったわね!」

「すみません。急に・・・。」

「うんん、全然いいのよ。」



さくらは、そう言いながら引きつり笑い。


握った拳が震えてるんですけど・・。




俺が、ついさくらの部屋か~と辺りを見回すと


さくらが慌ててそこらにある物を片付け出した。




一人暮らしのOLの部屋だよな?


普通こんなもんなのか?




さっき、神崎先生が言った通りっちゃ悪いけど・・・



さくらって片付けんの苦手?




う~む・・・



好きな女の部屋なんだから・・・


取り合えず許せそう・・・



って・・・マジ?




今度俺が掃除してやろうかな・・・


とか思って



自分で自分の考えにちょっと・・・引いた。。。



俺ってそんな男じゃない・・・よな?



女の部屋掃除?・・・ありえね~