隣の彼女は・・・

吐いた。


そして、トイレから出てきたところに


「駿くんどうしたの?
具合悪いの?」


さくらが居た。


「さくらさん・・・」


いつの間に?


「玄関開いてたよ。」



つか、いつものことだけど

玄関開いてりゃ勝手に入って来る。



まあ・・うん。

いつもさくらのために開けてあるんだけど。



閉める癖より

開けとく癖がついたって感じ?





他の女連れ込んだりしないからいいけど・・・




「二日酔い?まだ収まってないの?」


「え?ええ・・まあ・・・」


三浦先生のこと考えてキモチ悪くなった

なんて言えない・・・よな?



「私、何か二日酔いに効くものでも
作ろうか?」


マジ?さくらが作ってくれるの?


「ホントですか?」



一瞬、喜ぶ俺・・・

そう、一瞬だけ期待して・・・


すぐに俺の中で危険警報が・・・