「やあ、久しぶり。」
悪夢は
正夢に・・・なった。
そこに凍りついたように立つ俺をよそに
「上がらせてもらうよ。」
勧めもしないのに勝手に・・
勝手に上がるなよ!
帰れよ!
と言いたいのに・・・
言葉が出ない
「あら、早かったんですね。」
鈴の声
「うん、そこのコンビニの駐車場においてきちゃったよ。」
やつの声
「あ~、今お茶入れますね。」
鈴の嬉しそうな?声
「いいよ、そんな気を使わなくったって。」
やつの・・
何だ?何なんだ?
ここで起きていることが・・・分からない。
「駿!何やってんの?」
鈴、お前こそ何やってるんだよ?
何であいつがうちに来るんだよ?
わかんね~
全然意味不明
お~い!

