隣の彼女は・・・


「鈴に自意識過剰なんて言われたかないね。」


エレベーターが1階に着いた。


鈴を無視して俺が先に降り

先を行く。



お前に気なんかないから

だから俺は

気も使わないし

ちゃんと着いて来てるかとか

振り向かないし

歩調を緩めたり合わせたりなんか


しない・・

って・・・



おい!



「どこ行ったんだよ?」



駅の改札


気が付けば・・・

鈴の姿なし?


別に・・・

どうでもいいし・・・




「まさか迷子かよ・・・」