隣の彼女は・・・

あの日―――

朝から体調が悪かった。

全寮制の男子校

親と一緒に暮らしているわけじゃない

当然一人一人の様子に気を配ってくれる人もいない。


取り合えず学校に行った。

でも、すぐに保健室に直行。



『失礼します。』

ドアを開けて中に入ると

誰の姿も無かった。



朝一で保健室に来るやつなんていないのか。

かなりの進学校だから授業をサボルってやつもいなくて当たり前。



『先生もいないんだ・・・
勝手に寝ててもいいかな・・・』


立ってるのもやっとだった。


保健医の先生は居なかったけど

そのままベットに横になり

いつしか眠ってしまった。



眠ったのがまずかった・・・