隣の彼女は・・・

思い出したくも無い。


ずっとこの記憶は封印してたのに・・・



マジで勉強どころじゃない。

あいつが現れたことで俺の平和なこの世界が・・・


あいつ・・・
『こっちの学校に・・』
って言ってたよな?


じゃあ
じゃあ
あいつは、ここにいるってこと?


じゃあ
じゃあ
俺は、ここにいたらまたあいつに会うってこと?



逃げなくては・・・


ただそれだけで―――


俺の完全な受験が始まった。


ここにはいられない。




だから・・・


「俺、T大絶対に入ります!」


受験没頭――――


俺の平和な人生のため・・・