「頑張ってそうまくん! 絶対頑張ってな!」 「ぇ、うん」 そんなん言われると思って 身構えてたら飛びつく勢いで、 しおりはそう言ってきた。 てことは、俺も頑張ったら 可能性あるってことやんな。 「あがった~」 四人で喋ってたら まなえがあがってきた。 「じゃ!しおり お風呂行ってくるわぁ!」 「俺もう寝るわ~」 「は?」 「じ、じゃあ俺も寝るわ!」 「は?おい、待てや」 みんなおらんくなったら まなえと2人やん。 あいつらほんまに… 「覚えとけよ」