いちごチョコ






「写真ちゃんと撮ってな!」


「いこー!しおりちゃんっ」





あのあとはしゅんとしおりが
子供に混じって
メリーゴーランド乗ったり。






「回しすぎーーーぁぁあ!!」


「あ、あかん…むり…」


「ォ、ォ、オ〝ェェエ」


「あはははははは!!!」






コーヒーカップで
誰よりも早く回したり。






「うあー、逆さまー!」


「頭に血が……」





まなえと2人で
真っ逆さまになる乗り物
乗らされたり。








「はぁ!めっちゃ楽しい!
でも、もう暗くなったなぁ。」






気づいたらもう6時過ぎてて
遊園地の中が
綺麗にライトアップされてた。






「遊園地やのに、綺麗なぁ。
クリスマスって感じ。」




「今日、来て良かったな。」







こんなはしゃいだデート
初めっててぐらいやったし
まなえもめっちゃ楽しんでたから
いいイブになった。





「あ、そうや!
2人ずつであれ乗らん?」




「乗る!!しゅんくん行こ!」





「まなえも乗りたい!
そうまくん、いかへん?」




「いくいく」






しゅんが指差したのは
でっかい観覧車。




多分、あれのったら
上からライトアップみれて
めっちゃ綺麗やと思う。




そのとき、渡そかな。







「んじゃ、先乗るなっ」



「おー。いってら!」






しゅん達が先乗って
五個ぐらいあとに俺らも乗った。





「な、なんかいつも一緒におるけど
この空間になったら照れるなっ」




「なんでやねんっ」





って言いながら俺も
結構緊張してる。






「今日は最高のイブでした!」



「うん、俺も。」




「それで…今日はいつもの感謝と
クリスマスやから…」





まなえがいきなり
そう言ってカバンさぐりだした。



なんや?





「はい。・・・ごめんな!
しょぼいし、気に入らんかも
しれんけど、プレゼントです!」




「え、俺に?」



「うん…」






やばい。
めっちゃ嬉しい。




まなえがプレゼントくれるとか
全然思ってなかった。






「開けていい?」


「いいよ。」






わ、財布や。





「これ、俺の好きな
店のやつやん、な?」




「そう。かずくんに
こっそり聞いて買いにいってんっ」




「めっちゃ嬉しい。
大事にするわ、ありがとう」






好きな人からもらえるのって
何でも嬉しいけど、ちゃんと
俺の好きなやつ選んでくれて
サプライズやし・・・。



なんか、泣きそう。(笑)