いちごチョコ







「・・・・」




「まなえちゃん、死亡。」


「あほや(笑)」


「まだ2時間半しか経ってないぞ」






こんな完璧な放心状態初めて見た
ってぐらい、まなえは魂抜けてる。




しおりも怖がってたけど
まなえに比べたら大丈夫
やったみたいで、お化け屋敷
でてからは普通に笑ってる。




「ちょっと休む?」



「・・・・うん・・」




「ちょっと待っといて。
しゅん、売店いこ」






多分あのままやったら
次何も乗られへんからまなえと
しおりにベンチで待っといてもらって
しゅんと売店来た。






「俺、しおりちゃんと
ポテト食べよ。そうくんは?」




「んー、とりあえず
何か飲み物買うわー」






てか、売店まで混んでるし。







「お待たせしましたー」





やっとや。



それからジュースと
しゅんはポテト買って
ベンチまで戻ったけど…






「うわ、漫画のような光景。」



「そうくん。そんな
落ち着いてる場合じゃないで!」






まなえとしおりが同い年ぐらいの
男に声かけられてる。





「しおりちゃんに
なにしてんねんあいつ。」



「そろそろ、助けなな。
ここで見てたら後で怒られるわ。」






すぐどっかいってくれたらいーけど。







「彼氏?どこもおらへんやん!」




「ここにいますけど。」


「わっ!」






何となく今の言葉的にナンパやな。



クリスマスイブに
何をしてんねんこいつら。






「なんやぁ。残念」




「俺のしおりちゃんやから。
もう近づくなよバーカ!」



「照れるー!」







お前らがバカやほんまに。






「初めてナンパされた。
なんか、お化けのせいで全然
嬉しくない。なんでだろ」




「そんなん言ってる場合か!」






お化けなかったら嬉しかったんかよ。

まず、こんな放心状態のやつ
ほんまにナンパしてたんか?