「おっはよー」
「え!さりなさん
何やってるんですかっ!」
「何って、朝ご飯作ってんの」
朝起きて、まなえと一緒に
リビングいったら
姉ちゃんがご飯作ってた。
まなえはびっくりしてるけど
俺からしたら見慣れた光景。
昔から姉ちゃんが
よくご飯作ってたから。
「よし、できた!」
「うわぁ!美味しそう!」
あ、小学生のとき
よく作ってたやつや。
フレンチトーストやったっけな。
「いただきまーす!」
「・・・いただきます」
うまっ
懐かしい味。
「おいしぃー!これ、
作り方教えてほしい…」
「簡単やで!教えてあげる!
これ、そうまも好きやからなぁ」
まなえが作れるようなったら
いつでも食えるようなるし
それはありがたい。
2人がキッチンいって
俺がテレビみてたら
ピンポーン
珍しく朝っぱらから
インターフォンが鳴った。
「ごめーん!
そうまくんでてくれへん?」
「うん」
誰やろ。
「そうまー!久しぶり!」
「は?・・・はぁあ?!」
「なぁ、さりな来てるよな?」
「ちょ、待ってや…」
ドア開けて立ってたのは
久しぶりにみたオカン。
どうなってんねん…
「え!オカン何でおんの?!」
「何でってあんたがここの住所
聞いてからでていったから
絶対ここおると思って!」
俺は何も言ってないのに
勝手にオカンは家入ってきて
姉ちゃんもびっくりしてるけど
何よりいきなりきたおばはんに
まなえが放心状態なってる。
「もお!あんたもいい年やねんから!
家出して人に迷惑かけなや!!」
「したくてしてんちゃうねん!
あれはオトンが悪いやろ?!」
・・・。
そろそろキレるで。
「あんたが怒らしたんやろ?!
さっさと謝ってまい!」
「何であたしが謝るんさ!
オカンもう帰ってーや!」
もう、あかん。
「・・・お前ら、ここ
誰の家や思てんねんボケっ!!」
「そ、そうまくん…」
「朝っぱらからでかい声で
喧嘩してるけど巻き込むなよ!
まなえもおんのに恥ずかしい!」
「・・・」
「オトンなんか普段喋らんねんから
喧嘩もクソもないやろーが!」
「・・・」
「2人でさっさと帰れもう!!」
「・・・」
はぁ。
久しぶりにこんなキレた。
「そうま、迷惑かけて悪かったなぁ。
んで、まなえちゃん?やった?
ほんまごめんねぇ」
「あ、いえ…」
「そーいえば、初めましてやね!
そうまとこのバカ娘の母ですぅ。
いつもそうまの面倒みてくれて
ありがとうねぇ!」
「こちらこそ!そうまくんには
お世話になってます。」
とりあえずまともに
会話できる状態にはなったな。

