「じゃ、料理はしおりと
ゆうくんとはるに任せて!」
「え?まなえも手伝うで?」
「いいねん!主役は座ってて!」
しおりを中心にちょっと料理できる
はるとゆうが作り始めた。
かずとみつは
家の中見物してる。
「トマトぉ!可愛いなぁお前!」
しゅんはずっと
トマトとじゃれてるし。
「そうまー、皿どこ?」
「あー、その棚開けたとこ」
相変わらずまさきは
率先して準備してる。
「やっぱ、せまいな…」
俺は今ソファー座ってるけど
周り見回したら思ってた通り
窮屈やし、暑苦しい。
「うわぁ!おいしそぉ!」
「お、もうできてきてるやん」
邪魔な荷物とかどけてたら
もう、料理も飲み物も
ほとんど用意できてた。
「んじゃ、始める~?」
「みつ、掛け声よろしく」
「いきまーす!
まなえちゃん20歳バースデー
パーティーはじめまーす!
かんぱーーーーーい!!」
「かんぱーい!」
「いぇーい!」
「おめでとぉお」
「みんなありがとー!」
まなえは20歳なったから
今日はお酒のんでる。
今までのんだりしてなかったし
めっちゃ酔ったらどーしよ。
「あんま、のんだらあかんで」
「何でー!せっかくの初酒~」
もう、ほっとこ。

