いちごチョコ






「まなえ宛の荷物やで」



「えー、誰やろぉ」




「えーとなぁ、
浅野友子さんって書いてる」





「ともこ・・・友子?!
お母さんやん!」




「すぐわかれよ(笑)
はい、お母さんからお届けもの」



「なんやろ~!」




なんとなく時期的にまなえの
誕生日プレゼントやと思う。


それにしても
でかいダンボールやな…





「うわぁ、えぇ。」


「何やったん?」




ダンボール開けた瞬間
まなえが固まった。





「・・・」


「・・・下着、やな」



「はぁ、もうやめてほしい」





ダンボール開けて
いきなりでてきたのは
結構すごい下着。



呆れてたけど
他のものは、化粧品とか
向こうの食べ物とか
入ってて嬉しそうにしてる。





「あ、手紙や。
まなえへ。誕生日おめでとう。
これからの人生楽しんで!やって」



「よかったな」


「うんっ!」





なんやかんや
やっぱりあのお母さん
いい人やなーって思う。





それから2人とも着替えて
かずたち来るの待ってた。
まなえはかずだけやと思ってるけど。





「かずくん、昼ごはん
食べて行くんかなー?」




「別に用意せんでえーよ」



あいつらが持ってくるし。











ピーンポーン