「今までの誕生日で
1番幸せ!ありがとう!」
俺もこんなけ喜んでくれたら
やったかいあるわ。
あとは、明日やな。
まだみんな来ることは言ってないし
びっくりするやろなっ
「パグぅ、おいで~」
「パグって。
名前、どうすんの?まさかパグ?」
「んー、それは可哀想やからー
どうしよ・・・明日決める!」
「そこ面倒くさがるなよ!」
「面倒くさいんじゃなくて
もっと触れ合ってから決めるねん!」
触れ合ってとか言うてるけど
パグ、さっきからずっと
座って寝てるし。
まなえが1人で絡みにいって
相手されてないやろこれ。
「パグ~、パーグちゃん!」
「まなえ、そろそろ行くで」
もう昼前やし、
そろそろ出な時間ない。
「あ!そーや、デートやった!」
「ん、早く行くで~。あ
パグちゃんとゲージ入れてや」
「はーい。パグちゃん!
ちょっと留守番しててね~」
ちゃんと、店の人から
ゲージ入れとけって言われたし。
水もあるし、大丈夫やな。

