それでも僕は、お前が嫌いだ


 【暴雨、荒れ狂う渦、別れの時】

 シラヌイの背後に渦をなす水柱が四つ現れた。

 右手で龍雨を指差し、標的を明確に。

 渦に教えているかのようにシラヌイは龍雨を指差した。

 「行け」

 ぬかるんだ地面を渦が抉りながら進む。

 草が、木が次々に渦に巻き上げられるその様は、竜巻と同じ。

 四つの水柱は一斉に激しい怒号を上げ龍雨に向かってきた!!