それでも僕は、お前が嫌いだ


 仕方なしに立ち止まった龍雨の前に、赤毛ツインテールの少女が木から飛び降り現れた。

 やはりこいつかと予想が当たった龍雨が嫌な顔をする。

 否、無表情なのに目だけ凄く気だるそう。

 「ロンロン、遊ぼ」

 「我をパンダと同じように呼ぶな。遊ばない。我は忙しい」