それでも僕は、お前が嫌いだ


 それを。

 「うッ」

 シラヌイの右掌から現れた大量の水が邪魔し防ぐ。

 龍雨の立つところまで流されたスピリタスがゴホゴホと咳き込み、立ち上がる。

 水に晒され、右腕の血は一層流れる。

 「ぅあぁッ!」