それでも僕は、お前が嫌いだ


 竜に隠れスピリタスの姿は見えない。

 なおも水で出来た竜を相殺すべく、炎の殴打が続くも意味を成さない。

 竜がスピリタスを飲み込もうと口を開く、その口を炎の殴打が入り邪魔をする。

  その横をスピリタスが走るも、水と火が死角になり龍雨とシラヌイには見えなかった。

 手応えの無さにスピリタスが倒れていないのは分かるシラヌイが、龍雨を盗み見た。