『あっ、百合さんのお母さんですか?はじめまして』
と挨拶をした。すると
『はじめまして…えっと…もしかして貴方が“修ちゃん”?』
と聞かれた。
『はい…築山修斗と言います』
『そう。百合が言ってたとおりの男前ね』
『はは…』
百合の母は気さくな人だった。
『私も呼び方、修ちゃんでいいかしら?』
『はい』
『百合から初めて、貴方の話を聞いた時、我が子ながら、何を言ってるの?って思ったのよ。ふふ。貴方も思ったでしょう?でも、話を聞くと妙に現実的でね。それで、二年前に病気の事が分かってね。もう一度“修ちゃんに会いたい”って言うから、あの子の望みを叶えてあげたくて、貴方の事捜したのよ』
『そうだったんですか…』
.
と挨拶をした。すると
『はじめまして…えっと…もしかして貴方が“修ちゃん”?』
と聞かれた。
『はい…築山修斗と言います』
『そう。百合が言ってたとおりの男前ね』
『はは…』
百合の母は気さくな人だった。
『私も呼び方、修ちゃんでいいかしら?』
『はい』
『百合から初めて、貴方の話を聞いた時、我が子ながら、何を言ってるの?って思ったのよ。ふふ。貴方も思ったでしょう?でも、話を聞くと妙に現実的でね。それで、二年前に病気の事が分かってね。もう一度“修ちゃんに会いたい”って言うから、あの子の望みを叶えてあげたくて、貴方の事捜したのよ』
『そうだったんですか…』
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