ロッカールームにて。 先輩と私はエプロンを脱いで それぞれ帰り支度をしていた。 「市原、行きたいとこ 考えた?」 「あー……私は………」 先輩は私の答えを待つようにじっと見つめてくる。 「わっ私は……先輩が行きたいところならどこてもいいですよ……?」 午後からずーっと考えてたけど 思いつかなくて………。 まず先輩と出かけられるたけでもう幸せで。