ピカーーーーーーーーーーン
その瞬間、眩しい光が当たりを包み
あたしは目を開けた。
…だんだんはっきりしてくる脳。
何この家、そしてあたしを見てくるこの人達は誰?
「ここは、森の隠れ家のロッジだよぉ〜
僕は南雲日向。よろしくねっ」
わぁーお、
ふわふわしていてかわいすぎるんだけどっっ。
思わず抱きしめたくなったけど、
なんとか思いとどまる。
「…僕は南雲…かなた。」
んー、なんかすっごい無口なんですけど…
「俺は、南雲蓮。そーだなー、“蓮様”って
呼ぶことを特別に許してやろう」
さっきの、口悪男はコイツだったのねー
「そして、最後に俺は南雲蒼空ー。
ちなみに
蓮が長男で俺は次男、日向が3男でかなたが末っ子なんだぜ
これからよろしく♪えっと…」
「八神瑠雨です。日向くん、かなたくん、蒼空さん、蓮さん
これからよろし…」
…って、ちょっと待てよ、瑠雨。これから…これから?
