「早川君っ。」 隣のクラスの早川君。 私に告白してくれた人。 「ごめん、待った...?」 「ううん!」 早川君は委員長の仕事を済ませて 走ってきてくれたらしい。 ...て、 涙、ひっこんだ...。 良かったぁ。 自分を想ってくれている人を前にすると、 どうしても顔が赤く染まる。