数日後、あたしたちは明日から夏休みということで浮かれまくっていた。 「ねぇ、優也!いつ遊びに行く?」 「んー、できれば7月中かなぁ?」 「じゃぁ、7月最後の日曜でいい?あと、椎菜とも行きたいなぁ・・・」 『はぁ!?』 「はいはーい!僕も行きたいツ」 「いいね!4人で行こっか」 『ちょっ、待っ…』 「はーーい!決まりっ!!文句はないよね、椎菜ちゃん?」 い、今莉乃のうしろに何かが見えた気が……。 「いーよね?」 『は、は、はぃ…』