「えっと、◯◯中学校出身の、実谷光莉です。私は病気で目が見えませんが、普通の人とほとんど同じ生活ができるので皆さんどうぞよろしくお願いします」 「だそうだー、困ってることあったら何でも言えよー。次、八鍬」 と、自己紹介はどんどん進んでいった。 「はい、今日はこれで終了! 教科書に目ぇ通して来いよ」 と、高校生活1日目が終わった。