3月11日の君。

恋愛(ピュア)

由海。/著
3月11日の君。
作品番号
1128749
最終更新
2015/01/30
総文字数
419
ページ数
3ページ
ステータス
未完結
PV数
340
いいね数
0
2004年3月11日

「大きくなったら僕と結婚してください」
4歳の幼い君が笑顔で言った。
プロポーズと言う名の最高の誕生日プレゼント。


2011年3月11日

「お前なんか大嫌いだ」
怒った怖い顔。
「はなっー!!!!」
必死で手を伸ばす君。

あの日、喧嘩なんかしなければ。
そんな後悔も今更だ。


2019年3月11日

「お前、誰??」
変わらない笑顔に戸惑った。
小さな島の小さな村に君はいた。
あの日失った君との思い出に息がふきかえった。


 
3月11日の君。
私は君の星になりたい。



※この物語はフィクションです。

※東日本大震災をテーマにしているため、津波や地震の描写を用いる場合があります。具合の悪くなる方などは、注意して閲覧するよう、お願いします。


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