sick!!(仮)



「飯田君と・・・付き合ってるの?」



瑞穂は不安げにあたしに聞いた。




「付き合ってないよ・・・。あの記事は嘘だから・・・。」



「でもその様子だと、飯田君に恋されちゃったのかな?」



瑞穂は少し笑って、首をかしげながら言った。


きっと瑞穂は無理してる。


千里のこと本気だったとしたら、きっと相当ショックだ。

でもここで言わなかったら、あたしは最低だと思うから。



「好きとは言われた。」



だからあたしは言った。


あたしは嘘つかない。

もうこれで瑞穂と話せなくなるなら、一人になってもいい。



これはあたしのせいでもなく

千里のせいでもない。


あの記事のせい。



でももうあの記事をだれが書いたのかとか、どうでもいい。




もう、どうでもいい。