その、飯田の席は、運よく瑞穂のとなりの席となった。
あー来るぞ来るぞ・・・瑞穂の猛アタック・・・。笑
「飯田くん!」
「はい、なんですか?」
瑞穂が話しかけると、飯田は、恐ろしくまぶしい笑顔を瑞穂に向けた。
「あたし、川上瑞穂!これからよろしくね?」
「川上さんですね、覚えました。よろしくおねがいします。」
なんだこいつ絶対猫かぶってるでしょ・・・。
まぁ、瑞穂がいいならいいね・・・。
休み時間になると、瑞穂があたしのところに来た。
と同時に、飯田の周りには女子が一斉に集まっていた。
「やばいよ実玲っ!飯田くんめっちゃ優しい!てか全部敬語!」
「見るからにすごいよね。」(いろんな意味で。)
瑞穂の目線が飯田に向かってるから、あたしも見てみると、飯田は女子に話しかけられると、丁寧にひとりひとり敬語で返している。
「もうさっ・・・。」
瑞穂があたしの手を握る。
「ホント王子様みたいっ♪」
ですね・・・。
