あなたしかいらないの!!


「分かったから!!」




恥ずかしい!!





私、今顔真っ赤だろうな....。





ぱさっ





私がタオルを取ると、理生くんが固まった。





「ちょっと!!どうしたの?」






なんか顔赤くない??






「どうしたの?顔赤いよ!!!」






「うるせぇ!!!」






そう言って、顔を背けてしまった。






もしかしてこれ、照れてるの??






そう思うと嬉しくなった。





「莉緒、めっちゃかわいいよ」





理生くんが顔を背けたまま言った。