リビングに行くと、 電話をしているパパがいた。 「あぁ…。分かった。今から行く。」 「和樹?会社行くの?」 「あぁ…問題が発生したらしい。」 「そう…2時に零と珠李来るんだから早く帰って来てね。」 「あぁ…分かってる。怜菜可愛いぞ」 「あれれ?和樹は、私にしかかわいいっていわないんじゃなかったっけ?」 「…うっ…怜菜は、別だっ!!」 パパ、ママとそんな約束してるんだ。 まぁ… パパとママは、ウザイくらいラブラブだしね。 昔から。