ファンタジー
完

- 作品番号
- 775446
- 最終更新
- 2022/04/15
- 総文字数
- 9,717
- ページ数
- 14ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,243
- いいね数
- 0
見えるものは
それだけじゃない
灰色ブランコ
2013.3.11
…special thanks…
イトウ先生さん
ほんわかさん
さいマサさん
高山さん
目次
この作品のレビュー

生きてく、そして過去との繋がりも大事にしていく。 非常に丁寧かつ高度な文章力で描かれた作品。 何かに、迷ってる人にも読んで欲しいです。 とても良い作品だと思います。

それはジャングルジムかも それはシーソーかも それは 灰色のブランコかもしれない 誰しもの心にある 天使が囁く時 道は開ける

僕はとても数奇な運命に出会った。 だけど、誰でもないあの人が見せる姿かたちは僕の中に確かに存在した、短いけれど大切な思い出の人ばかりだった。 灰色の思いを抱えながら、 暗雲のような気持だった僕に その人は背中を押してくれた。 諦めるには早い人生。 いや、早すぎる人生。 それでも人は人生において年月に関係なく右往左往し、苦悩する。 だけど、絶望の中に光を見出す事も出来る。 光があるから闇もあり、闇があるから光もある。 光がよく見える。 ―――そんな、前向きになる気持ちを、もう1度頑張ってみようという意欲を掻き立ててくれる作品です。 読者に任せてここまで委ねた作品はとても貴重だと思います。 是非ご覧ください。 幽玄なお話をありがとうございます!!
この作品の感想ノート
小林洋右さん
そうですねえ、彼はとてもとても幸運な人間だと思います。天使に会ったことのある人がまず居ないのに、彼は天使に会い、その上人生の転機を若く未来のある時に与えて貰えたのですから。
後悔の物語は悲しいです。胸が締め付けられて、救いを求めずにはいられなくなってしまいます。時間は時に残酷だ、というやつですね。
やりたいことが無かったり、あってもどうしたらいいのか分からなかったり、若者はいつも右往左往しています。そんな曖昧な時期が、魅力的だなと私は思うのです。
胸を掻きむしりたくなった、とな。この作品の青臭さを小林さんが感じ取ってくださったのかなと思うとその言葉がちょっと嬉しいです。笑
では。いつも感想ありがとうございます。
スクルージと違い、人生の早い段階で天使に会えたのが彼の幸運でしたね。後悔の物語は悲しいですものね。
こんにちは。なにかを貰えるのなら、それが悪魔でもいっこうに構わない小林でございます。
さてさて、本作品も主人公が魅力的でしたね。多くの若者が一度は陥る、理想と現実の狭間で彷徨う思考が、とてもよく表現されておりました。まだ彼には前向きさがあったのでしょう。
やりたい事が見えなくなっているときには、誰だって逃避したくなります。いっそ自分の社会的な年齢を止められたら……なんて考えたりもします。そうしていつしかオッサンになります(笑)
またまた胸を掻きむしりたくなりました。
高山さん
お久しぶりです。またもやレビューありがとうございます。感激です。
「良かった」と何度も言っていただけて、舞い上がっております。やったー。
大人になるというのは、一体どういうことなのでしょうかね。私自身が大人になる途中のヒヨッコなもので、色々な迷いとか不安があるのです。未熟で見苦しいところも多々あったかと思いますが、そういう等身大の不安定さが作品に活かされていればいいなあなんて希望的観測。
泥団子は幼い頃いつも作っていたような気がします。私は不器用なので歪な形の脆い泥団子しか作れなかったんですけど(ー ー;)
ではではこの辺で失礼します。ありがとうございました。
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