涼くんの家に帰ると、みんなが迎えてくれた。 「お前らびしょびしょやん。」 おじさんがタオルを持ってきてくれた。 「…涼…。」 涼くんは体を拭かず、そのまま勝村さんの遺体のもとに向かう。 「じいちゃん、ありがとう。俺じいちゃんに何もしてあげれんかったけど、大好きやけん。ずっと大好きやけん。」 涼くんは泣きながらそう伝えた。