【完】プリンセス


生徒会室に戻った私は、サボってた事がバレて、いっちぃーにかなーり怒られ帰るのが遅くなった。


うぅ……いっちぃーのバカァ!


林君、先に帰っちゃったじゃないっ!

今日、家行っていいか聞いてないのにぃー。



林君が居ないってだけで、ダレた私は、ダレたまま靴箱で靴を履き替え。

ダレたまま、校門を出た。




『愛未ちゃん?!』


後から愛しい愛しい声。


……聞こえる訳ないよね?

幻聴?
私、最近疲れてるのかなぁ?

……まさかね?



なんて振り返ると、正門の前の植え込みに腰を掛けて、振り返った私にっこり笑顔を向けた林君が居た。



もしかして……。
もしかしなくても、待っててくれたの?!


『通り過ぎちゃうからビックリしたよ?』