【完】プリンセス


次の日。

悩んだ私は、相談してみる事にした。



やっぱ、男心は男に限る!



『でね? 陽呂君、どう思う?!』


心ちゃんを待ってる陽呂君を捕まえて尋ねてみた。


『う~ん……何でしょうねぇ?』

『えーっ! 同じ男でしょう?! 考えてよー』


私の勢いに後退りした陽呂君は、苦笑いをしながら、


『ちゃんと気持ちを言わないと、伝わらない人も居ますからねぇ』


やっぱり、そうか。
もっとズバッと言わなきゃ駄目なのね!

そこに黙って聞いてた沙耶ちゃんが口を開いた。


『ですね。わかる人とわからない人の差は、あると思います。
特に林さんは、「好きだから付き合いなさい」って言われたら、誰とでも付き合っちゃう様な感じもします』


言われてみれば……そうかも!

押しに弱そうだもんね。


『なるほど……だね。
やっぱハッキリ言うしかないねっ』

『ですね、頑張って下さい、愛未さん』

『てか、まだ付き合ってなかったんですねぇ。俺、てっきり付き合ってるんだと思ってましたよ?』


陽呂君の言葉に、ちょっと嬉しかったり。

そんな仲良く見えてたんだ♪