―次の日―



朝からまたまた温泉に入った私達。





愛未は、あーつーい夜を過ごした様で。

沙耶ちゃんは、不敵な笑いをしてた。



そして私は……



「あーっ! 心菜さん……ついに?」

「え?」

「心ちゃん……陽呂君ついに我慢の限界か」

「へ?」


何? 何?!
まだ……してないわよ?


ニヤニヤと笑い、うんうんと頷かれ、オロオロしてしまう。





だって……。
昨日は、陽呂が……


『してもいいよ?』

『え……?』

『エッチ……いいよ?』


って勇気出したのにっ!


『まだ、いい』

『え?』

『したいけど……今はまだ、心菜を大切にしたい。
新婚初夜ってのもいいかもね?』


って……言い出したんだもん。





思い出したら、顔赤くなっちゃう私……ヤバイな。